第三勢力の星

残念ながらすべてのチームが敗退したアジア勢。欧州と南米以外の最後の希望ガーナもついに敗れ去った。圧倒的だった。ブラジルには独特のリズムがある。どの選手もタメを作ることができるし、どの選手も壁を一発で打開できるようなパスを出せる。そして緩急のある試合運び。今大会を見ているとブラジルは前半の立ち上がり、それから前後半の終わり〜ロスタイムでの得点が目立つ。相手の気の緩み、疲れを見逃さず、隙を見つけては確実に得点している。TVで俯瞰で見ているとブラジルにも穴があるように見えるときもあるが、同じフィールドにいてそこをつくにはブラジルと同等のレベルで戦っていて初めて可能性が見えるという難しいことなのだろう。日本が強くなるには個々のスキルアップ。体力増強。1対1で勝つという技術的・精神的な鍛錬。当たり前だがそれを4年間で1からやり直すしかないのではないか。そして、それは相当に難しい。


そういえば今日ニュースサイトで見てなぜか心に残っているのが、白河の野外フェスがチケットが売れずに中止になったという事件。事件というと物騒な感じもするが、実際にイベントを主催した市はとんでもない赤字を背負い込むらしいから恐ろしいことなのだ。アーティストの出演交渉料みたいなもので、すでに5000万円は帰ってこないという。しかもチケットは6000枚売れて採算分岐点だというのに、1100枚しか売れていなかったらしい。これからはチケットの払い戻し作業などもあるし、アーティストへ謝罪しなければならないだろうし、市の落胆は相当なものだろう。落胆といえばアーティストだって……。まあ場所が悪いというのが最大の原因なんでしょうけど。ロックフェスはやっているみたいだけど……企画段階で何かを読み誤ったのでしょう。

ここ。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/live/?1151392105