ロッキー ザ・ファイナル

ついに見てきました。今までの登場人物やエピソードを盛り込んで最後の対決まで盛り上げていこうという意図はわかるのですが、戦いまでの流れがちょっと強引かな、という気はしました。が、そんなことはどうでもいいんです。ロッキーが好きだから。老体に鞭打って若い現役チャンピオンに挑む姿は最高にかっこいい。父の元に戻ってくる息子や、仲間のスパイダー、ポーリー、リトル・マリーの息子のステップス……彼らがリングサイドにセコンドとして集まってくる姿は、冒頭から「仲間」を求めていたロッキーの夢が実現し、彼らもともに15Rを戦っているような感じは感動的でした。若いチャンピオンが倒れないロッキーに対し、徐々に敬意を抱いていく流れも感動的。夢や自分を諦めないというメッセージをしかと受け取りました。映画の前には「ランボー4」の予告も流れました。スタローンは本当に最後にもう一度大暴れして欲しいです。