夜の声

夜の声 (創元推理文庫 (536‐1))

夜の声 (創元推理文庫 (536‐1))

すべて海洋ものの不思議なエピソードがつづられた短編集の復刻版。著者が作家になる前に船乗りだったために、海の描写や海の怖さに関する描写が臨場感いっぱい。そこにはてしない想像力(おもに恐怖への)が加わり、あまり読んだことのない海洋奇談になっている。しかし。読みながらだんだん気づいていったのだが、この本読んだことあるなあ、たぶん。