地球内部を旅した男

地球内部を旅した男―オラフ・ヤンセンのシャンバラ・レポート (5次元文庫)

地球内部を旅した男―オラフ・ヤンセンのシャンバラ・レポート (5次元文庫)

今から100年ほど前。オラフ・ヤンセンという人が父親と北極から地球内部へ入ったという。2年ほどそこで過ごし手記を残してなくなったそうだ。本書は死のふちにあるオラフ・ヤンセンから手記と話を授かった著者がまとめたものの翻訳版だ。現代の科学の進歩から考えるとなかなかありえない話。だが、何かあるのでは?と思わせるおもしろさをもっている。


個人的にはアメリカ大陸側から北極をめざし、ヨーロッパのほうにでも出てしまったのではないかな?と思う。どこか暖かい地域に流れ着き、そこでアメリカ大陸では見たことのない植物や生き物をみたと……。ただ、それだとオラフ・ヤンセンの見た3m以上の背丈の大男たちや体長30mくらいの象などの説明はつかないんだけど。