この犬が一番!

この犬が一番!―自分に合った犬と暮らす法

この犬が一番!―自分に合った犬と暮らす法

いろんな犬種を紹介している本。というとありきたりですが、よく見る犬種図鑑的なものではなく、それぞれの犬への愛情あふれる考察がたっぷりと述べられていて、これから犬を飼おうとしている人にはぜひ読んでほしい一冊です。いい点も悪い点もちゃんと書いてありますが、基本姿勢は「犬が好き」というところから始まっているので読んでいて嫌な気がしません。まあかなりマニアックでもありますね〜。今すでに犬を飼っている人が読んでもおもしろいですよ。ちなみに私は犬を飼ってから買いましたが、何度読んでもおもしろいです。


これから犬を買おうという時って、すごく悩むと思うのですが、結局直前で犬種すら変わってしまうことがあるんですよね。自分は最初はパピヨンを買おうなんてまったく思っていなかったですし。最初はミニチュアダックス、途中、フレンチブルドッグミニチュアシュナウザーにも心惹かれつつ、気がつけば今の子に出会い、一瞬で買うって決めちゃったんですよね。(もちろん衝動買いではないです。下準備もして受け入れ態勢をつくって、パピヨンがどんな犬か基礎知識はありました)結局いろんな本を読んで調べて知識を増やしていてもそんなものです(笑)。たくさん子犬が並んでいても本当にときめく犬はきっと1匹なんです。同じ犬種でも全然性格が違うこともありますし、ほれ込んでかわいがればいい関係は築けるはずなので、この犬種は本によれば自分には合わない……とか決め付け過ぎないほうがいいように思いますね。


あ、でも犬の散歩に毎日きちんといけない人が、たくさんの運動を必要とする大型犬を飼う、というようなことはおすすめしませんね。生活環境、生活習慣にあった種類である程度絞り込むのは、犬と飼い主の幸せのために最低限やるべきことだと思います。なんだか長くなってしまいましたが、こういうことっていい加減なことも言えないので、勢いでついつい書いてしまいました。疲れた(笑)。