カーズ

ちょい泣き。ルート66沿いにあるラジエーター・スプリングスという古びた街が舞台の素敵な話。前半少し展開のテンポが遅く眠くなったが、後半は一気に盛り上げて、ちゃんと笑わせつつ、泣かせるラストへ。さすがディズニーです。ルート66が舞台というだけで気になっていたのですが、その期待に応えるちょっと実際にありそうないい話。過疎化や交通手段の発展で、かつて栄えた街がどんどん衰退して行く、というのはこの日本でもたくさん見られます。実家のあたりなんて、典型的な感じ。一時期は住宅街として栄えたものの、子どもたちが巣立ってしまうと、残された親たちがのんびりと暮らす静かな街になり、小学校は廃校か老人ホームへと生まれ変わり、なんとなくさびしい感じに変わってしまっています。この映画では、ハッピーエンドで終わっていますが、こんな展開は日本でも、アメリカでもなかなかないでしょう。ドリームですね。