クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

テレビでやっていたので録画。「ALWAYS 三丁目の夕日」でいたく感動した話をしたときに、友人から強烈なすすめを受けたのを思い出し見てみたのですが……。おもしろいじゃないですか! ところどころの子供向けのギャグには微妙に冷めるときもあるのですが、話の大筋は完全に大人向けでしたね。これ、自分が子どものときに見たら……本当のおもしろさはわからないと思った。受けている理由がわかりました。


実際に「ALWAYS 三丁目の夕日」があたったのも、この映画の中で語られていることに今の日本人が反応したからだろうし。20世紀博の街がいつも夕方という設定になっているのもおもしろかった。映画の中の悪者役(名前を忘れちゃったけど)が語っているように夕日の郷愁(思い出とか懐かしさとか、いろいろ……)を喚起する力ってすごいのかも。最後にはしんのすけが家族のためにいつもは見せない頑張りをみせるところもお約束で感動。ドラえもんでいうところの、映画だとジャイアンがいいやつになったりする感じですよね。いやあ。なかなかおもしろかったっす。