Marie Antoinetto

Marie Antoinette

Marie Antoinette

オリジナルサウンドトラック。ここ数年だと最高のサントラの一枚。映画も良かったのですが、こちらも二枚組みでボリュームたっぷり。BOW WOW WOW、NEW ORDER、STROKESなどの曲の合間にクラシック、管弦楽による宮廷音楽などが飽きさせないような感じで入り混じっていて、初めて聞いた人も意外性のある曲構成に驚きながら楽しめるし、映画を観た人にはストーリーを再び思い出して楽しめるような構成にもなっている。なかなか練られたサントラだと思います。


アルバム後半の、マリー・アントワネットの青春が終わりをつげる印象的なシーンを思い出させる切ない楽曲は、エイフェックス・ツインスクウェア・プッシャーからの胸を締め付けるような珠玉のインストゥルメンタル。最初から最後まで本当に聞き逃せないです。


このジャケットもセクシーでいいですよね。本当は紙のカバーがついているので、それをはずすとこの絵が出てくるんです。キルスティン・ダンストが演じた女性らしい視点で描かれたマリー・アントワネットのかわいさがカバーとジャケットのコンセプトひとつとっても見事に表現されています。